こんな方におすすめ
- Can, Could以外の英語のフレーズが知りたい方
- 丁寧な依頼表現が知りたい方
誰かに何かを頼む時(依頼)、一番真っ先に思いつく単語といえば『Can』だと思います。
それをより丁寧にした表現として使うのは『Could』ですよね。
これの認識は間違っていません。『Can』の単語は非常に便利で、海外で生活している時は使う時がないくらい毎日必ず使う単語です。
これだけ覚えていても全然構わないのですが、人によっては『同じフレーズを何度も使うのは嫌だな』と思う場合もあります。私も英語の勉強したての時はこれに限らずそのように思っていました。
今回は、様々な英語表現を使ったちょっといつもと違うフレーズをご紹介したいと思います。
Wouldを使った椀曲表現。
先ず『〜何々の使い方を教えてくれませんか?』という一通りのフレーズの復習から行きましょう。
控えめな婉曲表現
I would like to know how to use 〜(I’d like to know how to use )
日本語に直訳すると『何々したいのですが』に近いニュアンスがこのWould表現。
- I'd like to know how to use this camera.
(このカメラの使い方を知りたいのですが)- I'd like to know how to use this key.
(この鍵の使い方を知りたいのですが)
I would like to know /(私は知りたい) how to use /(使い方を) this camera./(このカメラの)
文法としてはこのようになりますよね。
それと少し踏み込んだモノをご紹介します。
オンライン英会話で、ある単語の使い方をどのように使えばいいのか講師に訊く場面があったとします。
その単語は『allow (許す)』
その場合、I'd like to know how to use "allow" in a conversation.になります。
(会話でallowをどのように使うのか知りたいのですが)
これ意外と使えるので覚えておいて下さい。
Willを使った依頼表現。
少しややこしい表現
Will you show me how to use〜
Willは少しややこしい表現なんです。
何故かというと『未来を表す意味』『依頼をする意味』のふた通りの意味があるからです。
例えば
- Will you go to shopping with me? ※依頼
(私と一緒に買い物にいってくれませんか?)- Will you be home tonight? ※未来
(今日の夜は家にいるの?)
同じWillを使っているのに意味が全く違いますよね。
意味を知らなければ、相手や自分がどっちで言っているのかわからないですよね。
シュチュエーションで判断しよう。
これの判断は『そのシュチュエーション』で判別します。明らかに買い物に行きたい話をしている時なら、『依頼』表現で訊いているのがわかります。
依頼する表現で一番わかりやすいのがPleaseを使うことです。
Will you please go to shopping with me?と言えば、買い物に来てくれない?と依頼しているのがわかりますよね。特に第二言語で英語を話す人種の場合、このPleaseを結構重視する人も多くいます。
それは単純に依頼するのにPleaseがないと失礼だ!という意味合いからです。
Can, Couldを使った表現。
カジュアルな表現
Can/Could you tell me how to use〜
これが一番カジュアルで、且つ丁寧な表現にもなるCan、Couldですね。
どこの国にいってもこれを一番使うと思います。正直言ってCanが使いこなせたら海外生活で困ることはないと個人的におもっています。
一番ダイレクトな表現
Please show me how to use〜
この表現を使う時は、余程親しい間柄でない限り必ずPleaseをいれて話してくださいね。ご存知だと思いますが、動詞が先頭に来る表現は命令形になるので初対面の人間に使うとあまり良くありません。
失礼というより、偉そうな感じにとられてしまいます。
ちょうと違った言い方
Do you know how to use 〜
直訳すると『あなたは何々の使い方を知っていますか?』ですね。
最悪、使い方を訪ねる時に他のフレーズが出てこなかったら次のフレーズでも大丈夫です。
Do you knowを使った表現。
Do you knowという使い方は比較的誰でも知っていると思います。その為、咄嗟に出て来やすい言葉ですよね。
その後にhow to use + 名詞を繋げるだけで完成です。
Canを使った新しいフレーズを覚えよう。
今回の新たらしいフレーズ(〜してくれませんか)です。
今日のフレーズ
Can you walk me through〜
これを日本語に直訳すると『私と一緒に歩いてくれませんか?』となります。ですが、これの本当の意味は『〜について一通り教えてもらえませんか?』となります。
実体験の話。
私がアラブ首長国連邦に滞在している時に、泊まったホテルでこのフレーズを使いました。
どんな場面だったかというと、通常のホテルの部屋鍵はというと『一般的なギザギザの鍵』ですよね。最近ではカードタイプも多いです。
しかし、アラブ首長国連に滞在した時に使われていた鍵はというと、自分のスマートフォンが鍵だったんです。
扉に『Let your self in with digital key(あなたの電子キーで入室して下さい)』と書かれてありました。
電子キーをフロントでもらった記憶もなく、てっきり横で荷物を運んでくれているボーイが鍵を持っていると思い込んでいました。
しかし、彼が開けるそぶりもしないので『電子キーって何?』と訊くと『ホテル予約時にお客様予約画面に表示されているアプリのことですよ』と彼は言いました。
あっそう言えばなんかあったな?と思い出し『Can you walk me through how to use digital key?』と彼に言いました。これの意味は『電子キーの使い方を教えてくれますか?』という意味です。
そして彼が私のiPhoneを使ってアプリをダウンロードする画面を開き、無事に電子キーをダウンロードできました。
扉の鍵を開けるセンサーと思われる場所にiPhoneを近づけると鍵が開きました。
こんな鍵が今はあるんだなと正直驚きました。
スマホは外に出る時は必ず持っていくので『これなら失くす心配もないな』と思ったのですが、丁度外に行く時にフロントに寄り『こんな鍵初めてだったよ』と伝えるとフロントマンが
『Let me give you this for just in case(念のためにこれを持っておいて下さい)』
と通常のよくみるカードキーを渡してくれました。
この使い方を覚えよう。
このようにCan you walk me through how to use +名詞で、今まで復習したフレーズと同じ『使い方を教えて下さい』という表現になります。
直訳だとわかりにくいのですが、これは一つのフレーズだと割り切って暗記して使用してみて下さい。
オンライン英会話で使ってみるのもありですよ。