オンライン英会話

オンライン英会話ではレッスン前後のSkypeのやりとりは違反?


こんな方におすすめ

  • レッスン後のわからないところを訊いても大丈夫?
  • お気に入りの講師なのでレッスン後のやりとりは問題ない?

以外と皆さんこれについて悩んでいる方がおられます。

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ちょくちょくご質問でメッセージを頂くので、こちらであわせて回答したいと思います。

結論

原則、これはNGとなるので注意しましょう。

はい。

基本これは出来ないようになっています。但し、『原則』と付け加えた通り例外があります。

講師と生徒の違い

皆さんの中にオンライン英会話で働いている方も少なからずおられると思います。

しかし殆どの方は別で仕事を持ちながら自己啓発や仕事・学校で必要という理由で、オンライン英会話で学習されていると思います。

所謂これは趣味と同じですよね。趣味というと語弊があるかもしれませんが、これがなくなっても生活ができない等の理由は恐らくないと思います。

ですが、講師の方はどうでしょうか?

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生徒側と違い殆どの講師が生活の為にオンライン講師をしています。

中には『英語を使わないと忘れるから』といった理由や『小遣い程度に稼げたらいい』と思って働いている講師もいます。オンライン講師のタイプは様々で、これ一本でひたすら毎日多くのレッスンをしている講師もいれば、様々なオンライン英会話会社を掛け持ちしている講師も沢山います。



他にも別の仕事をもちながら空いた時間で働いている講師もいます。

その殆どが趣味レベルでオンライン講師をやっているわけではないということです。

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先ずはこの講師と生徒の違いを理解してみてください。

生徒は生徒ではない?

これはオンライン英会話だけでなく海外のELSスクールでもいえることなのですが、生徒は生徒でも本当の生徒ではありません。

何が言いたいかというと、オンライン英会話もESLスクールも語学を勉強するという部分では同じですが、ここで学んだからといって学士が頂けたりするわけではありません。

ESLスクールでは卒業と同時に『修了書』が頂けますが、あれは正直何も役にはたちません。せいぜい記念品程度のモノです。

ESLスクールによってはその後、現地の大学に入学する際に大きな効果を発揮するカリュキュラムや優遇が取られている場合もあります。

但し、オンライン英会話もESLスクールもあくまで企業が経営している会社にすぎないんです。

『生徒』と呼ばれていますが、生徒=お客様という図式になります。ここを勘違いして本当の生徒だと思って、レッスン以外でも講師にSkypeのチャットボックスを使い連絡をする方がいますが、あれは非常に危険な行為なんです。

何故危険なのか?

講師も生徒(お客)も規約が存在します。

前回の記事にも記載しましたが、講師の立場というのは安定したモノではありません。生徒はお客様なわけで、企業というのは利益をあげてなんぼの世界です。

結果として、講師よりも生徒が優遇される場合が殆どです。

前回の記事はこちら

講師には労働組合があるわけでもありません。勿論しっかりとした社会保障があるわけでもありません。

正直いつ解雇となってもおかしくない立場なんです。

どこのオンライン英会話講師にも、規約に『生徒とレッスン以外でのやり取りは禁止』と明記されています。これはそのままの意味で、これを守らなかったおかげで急に解雇されたという講師は沢山います。

海外の先進国でない地域では、このオンライン英会話講師は非常に魅力的な仕事に位置され人気の仕事になります。言い換えれば『いくらでも代わりはいる』ということになります。

※大人気講師であればある程、ある程度の裁量は存在する。しかし殆どの講師はその裁量をもっていない。



生徒側が『自分は本当の生徒だ』と勘違いしてレッスン以外でやりとりをすると、講師側に迷惑をかけることになります。

講師側がベテランの場合はルールを熟知している為、問題なく回避する方法を心得ていますが、まだ新人や中堅くらいの講師であれば返信を返してくる可能性があります。

例えば、このやりとりが『レッスンが終わった後のお礼の連絡』に部類されるモノであるのなら問題はありませんが、それ以外の内容になってくると危険になります。

その講師が運悪く返信してきてそのまま普通にやり取りをしてしまった場合、最悪解雇される可能性があるんです。

講師のSkypeのアカウントは誰のモノ?

オンライン英会話の講師のアカウントは、その企業が支給しているアカウントだと思って下さい。

プライベートアカウントではありません。

その為、何ができるかというと

注意ポイント

企業は講師のアカウントでいつでもアクセス可能である

ということなんです。

企業側は『アカウン名もパスワード』も持っています。だからいつでも生徒とのやり取りをみることが出来ます。殆どの場合、企業側が勝手にみるということはあまりありません。しかし生徒と何かトラブルがあった際や生徒からのクレームがあった際は Skypeの状況を確認する義務が発生します。

講師側がすぐに回答できる状態であれば良いですが、そうでない場合は企業側が確認する場合が起こり得ます。

そういったトラブルがない場合でも企業として『しっかり規則を守っているのか』をチェックする必要があります。頻繁にその企業と講師が会うわけでもないので(フィリピンは対面の確認も多い)どうしても確認体制が緩くなります。

すると必然的に抜き打ちでチェックするということもありえるということなんです。

もし、趣味として学習している生徒からのメッセージのおかげで、その講師が解雇された場合どうでしょうか。講師の Skypeがオンラインになっている時に連絡をすればどうでしょうか。

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その時に学習している他の生徒さんの邪魔をすることになりますよね。

たまたま抜き打ちパトロールでそういったやり取りが見つかってしまったら最悪ですよね。

講師側は職を失うことになるんです。

常識の範囲で考えよう

先ほども述べた通り『お礼の連絡』であれば常識の範囲と言えます。

レッスン15分前で予約変更画面が触れなくなってしまった時や、どうしてもキャンセルせざる追えない時は簡単な連絡をしても常識の範疇だと言えます。

それ以外で、特にようもないのに仲が良いから連絡をするといった行動は危険な行為と言えます。

何回も同じ講師で学習を積み重ねていくと、そういった部分が曖昧になりやすいので特に注意が必要です。

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生徒からでなくても、講師側の規約をしっかり把握していない新人講師から連絡がくることもあります。

そういった場合はしっかり丁寧にルールを教えてあげて下さい。

オンライン英会話は生徒であってもお客という立場。講師と生徒の立場は全く違うので、それらを踏まえて上手く活用していきましょう!!





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