こんな方におすすめ
- TOEICのスコアを伸ばしたい方
- スピーキングで時制を間違えずに話せるようになりたい方
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今回シェアさせて頂きたいこの内容は非常に重要な単元です。
主語動詞・時制の一致はTOEICだけに効果があるわけではありません。
スピーキングでより丁寧に知的に話すために、この単元は必ずマスターしなければならないといっても過言ではありません。
主語動詞の一致。
日本語では主語が『私』であっても、『彼』であっても動詞には変化がありません。
しかし、英語はこのタイトル通り主語が変われば動詞に変化が起こる場合があります。英語の学習している皆さんからすれば当たり前のことですが、結構意識しておかないと見落としてしまいます。
短い英文であれなそこまで難しくはないのですが、TOEICのように問題が長くなるにつれてそこが難しくなってきます。時にPart 5・6は稼ぎどころです。1問も落とさないようして下さいね。
ポイント
助動詞の後に ____ があれば動詞の原形をいれる。
助動詞
- will
- would
- can
- could
これらの次は必ず動詞の原形を選ぶ。主語が三人称単数であっても動詞の原形を選ぶ。
例えば
- is → be
- goes → go
もうひとつ
Each, every があった場合は名詞は単数系になるので、動詞には三人称単数になる為『 S 』が必要になる。
Topics at the business communication workshop ____ defending an argument, synthesizing information, and writing precisely and concisely.
a. include b. includes c.including d. inclusion
正解は、a. include
この問題の主語は『Topics』になる。この場合、下線部には動詞の原形が入るので『include』となる。
ちなみにb. includesは複数形なので不適格。c. including は進行形。d. inclusionは単なる名詞となる。
時制の一致。
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先ず時制の一致とは何かご存知でしょうか。
これもあまり日本語には馴染みのない表現になります。
その時制の一致とは、主節部分が過去の話をしている場合、その後の部分(主節以降)は、過去の表現にしなければならないというのが時制の一致です。
TOEICでは現在形、過去形、完了形が出ることが多い。
それには必ずヒントが書いてあるので、それを見落とさないことが重要。
- 現在形
現在形は日々の習慣のこと- 過去形
過去形は過去を表す語句がある。文末、文頭に『 last night, yesterday 』がある。- 完了形
完了形なら ____ の前に『 have, has, had 』がある。他には『 since 〜から, for 〜の間 』がある。
Lois Rowe has ____ that all part - time staff members had in the time cards on the last Friday of each month.
a. requests b. requested c. requesting d.request
仮に単語の意味がわからなくても ____ の前が『 has 』があるので完了形となり、b. requesting が正解となる。
何故これらの単元がスピーキングで大切なのか?
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この『主語動詞の一致』『時制の一致』は先ほども述べました通り、日本語には馴染みのない表現です。
TOEICは試験の為、勿論完璧な正解を出せなければなりません。
しかし『実際の日常で使用するスピーキングでは完璧が必要なのか。』という問いについてはどう思いますか。
英語圏で生活している方でも『英語は伝わればいいから、特に細かく気にする必要はない』という方も沢山おられます。
確かに実際の現場では間違いを恐れて何も言えないより、間違ってもいいから伝えたいことをしっかり言う。という方が非常に大事です。
これは間違いではないのですが、何れこの状態から抜け出す必要があるということは覚えておいて下さい。
英語学習初期段階や、海外で生活を始めた頃はこれで構いません。
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たとえ『主語動詞の一致』『時制の一致』を間違えたとしても、相手にはなんとなくでも伝わります。
これが問題で、なんとなく伝わるからという状態で満足してしまうと、ずっと間違えたままで話し続けることになりそれが習慣化し癖になります。
そして抜け出すことが困難になります。
この時に何が起きるかというと、聞き手はあなたがしっかりとしたまともな英語を話さないとどう思うかということです。
ノンネイティブでもネイティブ並みに話す手話者は大勢います。ネイティブはそれが母国語ですから完璧に話します。
それらの人が聞き手の場合、あなたが間違った英語を話し続けると
教養のない人
というふうにレッテルを貼られてしまいます。日本語でも様々なシーンに合わせて敬語、謙譲語などを使い分けますよね。
ここで綺麗に使いわける日本人がいればとても知的に見えますし『この人は仕事ができる人なんだな』というふうに思いますよね。
しかし、年上の方に敬語を使わなかったり、メールや文章でも『書き言葉を話し言葉』で書いたりすると『この人はちょっと変わってるな。あまり本を読まない人なんだな』という印象になってしまいます。
折角、素晴らしい人格者でいて実際の仕事もこなせる人であっても、これだけでマイナス評価でみられてしまいます。
※逆を言えば言葉つがいがしっかりできていれば多少のごまかしはできます。
なので、英語も同じです。学習レベルがあがるにつれて『伝わればいい英語』から『綺麗に話せる英語』に意識を変えていって下さい。
それが最終的にはあなたに為になります。